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神社を守り続ける狛犬について考えてみた

      2018/01/28

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

ご訪問ありがとうございます。
神社めぐりのもう一つのお楽しみでもあるのが狛犬です。

こんにちは。プリシラです♪

神社巡りを趣味とする私ですが、色々な神社を訪れる度に
毎回お顔を合わせているのが「狛犬」です。

神社によって顔、姿勢、立ち振る舞い、威厳は様々で
狛犬を見るために神社に行くという人もいるほど、バリエーションに富んでいます。

そんな何気なく見ていた狛犬ですが、そもそも「何のためにいるの?」という疑問。
頭に浮かんでいながらも、忙しいという理由で勝手に消去していた疑問。

そしてあんなに頑張っている狛犬さんにスポットをあててみようと
思い立ったのが今回の記事です。どうぞお付き合いくださいませ☆

 

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狛犬は空想上の生き物だった

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

神社を訪れると拝殿や本殿の両脇にものすごい存在感で鎮座している狛犬。
ほとんどが石で作られた石像で、顔はかなり凛々しい表情をしているものがほとんどです。

そのお役目は神社を守る、魔除けの目的で置かれていると言われています。
怪しい人が参拝に来た時には、高い位置から見張っているんですね。

狛犬の基本は神社の入り口、拝殿や本殿の正面に一対で置かれています。
双子のように同じ顔をしているのではなく、阿吽(あうん)の形を表わしています。

狛犬をよく見ると片方は口を開けていて、片方が口を閉じているのが分かります。
口を開けている方が「あ」を表わす阿形(あぎょう)、口を閉じている方が「ん」を表わす吽形(んぎょう)です。

もっと細かくいうと、角があるのが阿形(あぎょう)、角がないのが吽形(んぎょう)になっています。
今の狛犬はどちらにも角がないものも多く見るようになりました。

狛犬博物館狛犬博物館 / mossygajud
狛犬の歴史をたどると、元々はインドから中国に伝わり
やがて、中国から日本に伝わってきました。当時の日本は飛鳥時代だったそうです。

当時は左右の姿に違いがなく、両方とも狛犬ではなく「獅子」だったそうです。
平安時代に獅子と狛犬の像が一対で置かれるようになりました。

その頃はそれぞれを「獅子」、「狛犬」と分けて読んでいましたが
現在では両方を合わせて「狛犬」と呼ぶのが一般的ですね。

狛犬は実在する生き物ではなく、空想上の生き物なんだとか。
犬というわりに鬼のような形相をしているのはそのためなんですね♪

 

狛犬は犬だけじゃない!日本一大きな狛犬も紹介

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

神社の守り神とも言われる狛犬ですが、全国各地の神社によっては
犬や獅子ではない場合もあります。

良く見かけるのがお稲荷さんにある「狐」
あとは「虎」、「蛇」、「鹿」なども良く見かけます。

具体的に例をあげていくと…

七福神で有名な「弁財天」には「」が置かれていることが多いです。
鹿で有名な春日大社などでは「鹿」が置かれています。

私も最近参拝してきた日枝神社ではが置かれていますし
日光の二荒山神社には「ライオン」が鎮座していました。

ちょっと変わり種としては…

狛猫、狛兎、狛河童などなど…可愛らしい生き物から妖怪まで登場します。
それぞれの土地に伝説や言い伝えがあり、大事にされているのだそうです。

日本一大きな狛犬がいるらしい。。。

どの世界にも日本一はあるようで…それは狛犬の世界でも同じのようです。
神社は日本古来のものなので、日本一ということは「世界一」に繋がるらしい。

そんな日本一の狛犬はどこにあるかというと…
岐阜県瑞浪市の八王子神社にある狛犬です!!

その大きさは高さ3.3メートル、幅1.56メートル、奥行き2.4メートル
そして総重量は15トンというから驚きです!

もし夜中にこの狛犬が動き出して、踏みつけられたら
アニメのによくあるぺったんこになるような重さですよ~(ヒュ~)

この狛犬にはモデルがいて、市の文化財に指定されている
大川窯四代目・羽柴与左衛門景度の美濃焼こま犬なんだとか。

ちなみにこの日本一の狛犬も地元特産の美濃焼で作られています。
狛犬制作は1000人もの人々によって183日かけて作られたそうで、まさに大傑作ですね。

その努力のかいあって、世界一の狛犬として「ギネスブック」に認定されています。
世界一の狛犬…チャンスがあれば一度見てみたいですね。。。

 

私が出会った狛犬コレクション

自称・神社巡りマイスターである私も、幾度となく狛犬に出会っています。
その中には「イケメン」「イクメン」「美人」「キュート」「天然」などなど、個性豊かな狛犬がいました。

コレクションと言えるほどの神社を巡ったわけではありませんが
これまで見た中で印象に残った狛犬をいくつか紹介します。

神田明神の狛犬

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

神田明神にいた狛犬はなんとも凛々しい…そして大きいです。
顔なんて劇がタッチでどんな魔物も目力で退治してくれそうな雰囲気がありますね。

湯島天神の狛犬

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

湯島天神で出会った狛犬は昔ながらの彫刻タッチです。
古い神社には必ずあったであろう、どこか懐かしい感じの狛犬でした♪

赤坂氷川神社の狛犬

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

狛犬の数が多いことで知られている赤坂氷川神社の狛犬の中でも独特な雰囲気がある狛犬です。
人目のつかないところにちょこんとあるので、見逃さないようにしてくださいね。

赤城神社の狛犬

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

赤城神社は珍しい親子の狛犬がいました。
反対側には父親もいますが、母さん、どう見ても子供を足置きにしているようにしか…(笑)

靖国神社の狛犬

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

靖国神社の狛犬もいくつか種類がありますが、こちらは可愛らしい顔をしています。
初めて見た時はあまりに靖国神社に似合わなくて、とても印象に残っています。

大圀魂神社の狛犬

神社を守り続ける狛犬について考えてみた

大圀魂神社の狛犬は私が今まで出会った中で1番カワイイ顔をしています。
この穏やかな感じに癒されます。。。

ここで紹介したのはほんの一部、しかも犬の狛犬のみに限らせていただきました。
まだまだ狛犬との出会いは止まりません!

 

おわりに。。。

狛犬でまさか、こんなにも記事が書けるとは思いませんでした。
狛犬の世界もちょっと足を踏み入れると、底なし沼のように深い世界なんですね。

犬じゃない狛犬探しの旅、なんていうのも面白そうですね♪
神社の脇役と思われがちな狛犬ですが、これからはちょっと注目してみてください。

皆様の神社巡りが面白くなることを祈っています☆

最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)

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