初詣って喪中の時は行ってはいけないの?
2018/01/28
ご訪問ありがとうございます。
喪中はがきを用意しながら、初詣について考えていました。
こんにちは。プリシラです♪
年の瀬を迎えると
そろそろ年越しの準備を始めなきゃと思う反面、初詣が頭をよぎります。
はっ!でも私、喪中だったと気づいた人はいませんか。
そう、喪中の時はおめでたいこと、要は初詣は避けた方が良いと言われています。
でも実際はどうなの?
特に厄年や受験を控えているからできれば行きたいって人もいますよね。
今回は喪中の時の初詣のウソとホントをひも解いていきいましょう。
喪中の時は初詣に行ってはいけないはウソ?
まず結論を言いましょう。
喪中だから初詣に行ってはいけないというのは「ウソ」です。
しかし、それは喪中の人すべてが行ってはいけないというのがウソということです。
え?どういうこと?
では、もう少し詳しくお話していきますね。
喪中という事は身内に不幸があったということです。
要するに「死」にまつわることがあったということになりますね。
![お葬式を上から覗いてみた](https://farm9.staticflickr.com/8446/7907586668_ec6b505084.jpg)
ですから喪中の人は穢れている状態になるので、神聖な鳥居をくぐることはNGとされています。
ではいつになったら神社に入ることを許されるのかというと
穢れている期間が終わればOKとなります。
では、穢れている期間とは?
この期間は亡くなった人との関係によって異なります。
また神社によっても期間が異なる場合があるので
一概にコレと言えないのがツライところです。
でも、目安と言われている期間があるので、紹介していきましょう。
忌中の期間は神社への参拝はNGです
喪中の中に「忌中」と呼ばれる期間があります。
忌中とは死者が出た家の人間が忌み慎む期間のことです。
この期間はお祭りごとやおめでたいことは避けて、大人しくしていましょう。
最も関係が近しい両親や兄弟の死があったときは、特に気を付けましょう。
忌中の目安としては仏教と神道で異なります。
仏教では没後、四十九日間とされています。
神道では没後、五十日間とされています。
ということで、一般的に五十日を過ぎた後であれば「忌明け」とされ
鳥居をくぐっても良いと言われています。
しかし地域にによっては両親がなくなった場合は
死の忌みは五十日祭を終えてもなお続き、1年間を忌中として神事祭礼への参加を禁止する所もあります。
まとめると、没後五十日が過ぎていれば初詣も可能という事になります。
それでも例年のようなノリで行くのではなく、静かにあいさつ程度が良いでしょう。
お寺への参拝はOKです
初詣をお寺に参拝するのは問題ありません。
お寺の場合、「死」は穢れではありません。
お寺の本堂を利用して葬儀もしますし、初七日法要、四十九日法要もしますよね。
毎年、お寺に初詣に行くということはいつも通りに参拝してください。
本堂に祀ってある本尊に手を合わせることは
大切な人を亡くした今だからこそ、とても大切なことですね。
お寺というと葬儀や法要の時にお参りに行くというイメージですが
お正月には旧年の感謝と新年のご挨拶をすることが大切とされているのです。
![Kyoto, Japan](https://farm8.staticflickr.com/7298/13015293053_574a76b296.jpg)
このように神社とお寺では「死」に対する考え方が異なります。
初詣は神社だけでなく、お寺に行く人も多いはずです。
喪中の場合、いつもは神社に初詣に行っていても
今年だけはお寺でのお参りにするというのも良いですね。
おわりに。。。
喪中の時の初詣は一概に「行ってはいけない」という訳ではないんですね。
亡くなった人との関係や、亡くなってからの期間が関係しています。
「鳥居をくぐれない」という言葉から鳥居を避けて神社に入る人がいましたが
これは裏口から挨拶もなしに神社に入っているようなものなので、入るならちゃんと鳥居から入りましょう。
こちらの記事も参考になります。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)