香取神宮の奥宮はパワースポット!鹿島神宮との関係は?
2017/09/03
ご訪問ありがとうございます。
鹿島神宮と一緒に参拝したいのが香取神宮です。
こんにちは。プリシラです♪
以前の記事で「鹿島神宮」をご紹介しましたが
「鹿島神宮を紹介するなら、香取神宮はセットでしょ?」という思いが離れません。
そのくらいこの二社は関わりが深いと言っても過言ではないのです。
ということで、今回は香取神宮を取り上げていきます。
こちらも神聖な空気が流れる、とても気持ちいい気を感じることが出来る場所です。
神社好きなら一度は訪れておきたいですね。
香取神宮ってどんな神社?
香取神宮は明治時代になるまでは国家鎮護の神として
「神宮」の称号を与えられた数少ない神社のひとつです。
当時は伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の三社だけだったのです。
歴史はかなり古く、創建は紀元前643年とされる由緒あるお社です。
鹿島神宮とともに武道の神として武術家・兵法家からの崇敬を集め続けています。
御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。
藤原家・物部氏の氏神で、「勝利の神」「武術の神」として有名です。
香取神宮 末社 狐坐山神社 鳥居 / taken_spcまた、大国から、国を譲る交渉などを成功させたことから、圧倒的な強さをもつ神様とされています。
天真正伝香取神道流は室町時代から続く、とても長い武術です。
二本において最も歴史の古い武術という説もあるほどです。
剣術、居合、柔術などのほか、城づくり、風水、さらには忍術まで…
バリエーション豊かな内容が伝えられている総合的な流儀なのです。
武道でありながら戦うことを厳しく戒めていて、平和の為に使うと教えられます。
強いけれど暴力的ではない、真の優しさが備わりそうですね。
香取神宮の奥宮はパワースポットです
香取神宮を散策しながらどんどん奥へ進んでいくと、奥宮が存在します。
ちょっと日陰の奥まった場所にある奥宮は、その雰囲気だけで神々しさを感じます。
近くに要石があることもあって、奥宮もかなりのパワースポットです。
御祭神は経津大主神の荒魂です。
荒魂とは、「荒ぶる魂」ということで、荒々しさから新しいエネルギーを生み出すと言われています。
もしお願い事をするなら、こちらで唱えることをおすすめします。
その前に本殿では毎日の平和に感謝することも忘れずに。
奥宮で大きく深呼吸すると、身体の中が浄化されるような清々しい気持ちになれますよ。
鹿島神宮と対になっている要石は気あたりする人も
香取神宮でも、やはり語りたいのは地震を起こす大ナマズの伝説です。
鹿島神宮と同じようにこの辺りでも、昔から地震が多いことでしられていました。
この地震は地下にいる大ナマズの怒りだと踏んだ鹿島・香取の神は
その大ナマズを押さえこむために頭と尾に石棒を刺し通して、動きを静めたと言われています。
それが香取神宮にある「要石」です。
香取神宮の要石は大ナマズの「尾」を押さえています。
香取神宮 要石 / taken_spc結果は鹿島と同じく、掘っても掘っても根元を見ることはできなかったそうです。
香取神宮も関東屈指のパワースポットですが、中でも要石周辺は特に強いそうです。
霊感のある人の中には要石の近くにいるだけでその気に影響を受けて「気あたり」する人もいるのだとか。
鹿島神宮と香取神宮は茨城県から千葉県ということもあり、結構な距離があります。
それぞれに頭と尾を押さえているとなると、ナマズの大きさはかなり巨大ですね。
この鹿島・香取の大ナマズの伝説や要石の言い伝えを元に
物語を書く作家さんも多いですね。
私はこの手の話が大好きなので、ウソかホントか分からなくともワクワクします。
そして地震が起こる度に、地底でナマズがお怒りじゃ!と想像するものです。
香取神宮は本殿が黒くてカッコイイ!
香取神宮で1番印象に残っているのは、本殿ですね。
大きすぎず、小さすぎず、そして黒い社殿がなんともカッコイイのです。
香取神宮の本殿は三間社流造りの檜皮葺という作り方が用いられています。
桃山様式に加えて、慶長時代の手法も見られ、このような構造としては、国内でも最大規模と言われています。
柱や壁が黒い漆で塗られているのが特徴で魅力ともいえます。
これは絶対に本物を見てください!本当にカッコイイです☆
本殿の手前にある楼門は本殿と対照的な朱色で、思わず見入ってしまいます。
楼門にかかる日の光がまた、神々しくて「神様、降りてきそう」と本気で思いました(笑)
楼門内に安置されている随身像は、向かって右が「竹内宿祢」、左が「藤原鎌足」と伝えられています。
楼上の額は海軍大将・東郷平八郎の筆というから驚きです。
国指定の重要文化財にもなっていて、香取神宮のシンボル的な存在です。
隅々までじっくりと見入ってしまいました。
そして私の心を揺さぶったのが、海獣葡萄鏡です。
これは国宝に指定されている中国の隋・唐時代を代表する青銅鏡です。
正倉院御物の中にある同じ型を用いた鏡と、四国大山祇神社の神鏡とを合わせ「日本三銘鏡」といわれています。
奈良にある「三角縁神獣鏡」は思わず見に行ってしまいました。
特別展
【香取神宮-神に捧げた美-】会期:~1/17(日)まで
会場:千葉県立美術館◆講演_1/16
「香取神宮伝来、国宝・海獣葡萄鏡の魅力と謎」https://t.co/HRl1t9ZI2O
吉沢悟氏/奈良国立博物館 pic.twitter.com/oE7dOre8Xt— 梵 鐘 ぼんしょう (@Bonsho_bell) 2016年1月10日
大きさは直径約30センチ、重さは4.5キロほどあります。
「海獣」というのは、獅子に似た中国の伝説上の生き物で、龍が生んだ子供のうち一匹なのだとか。
他にも獅子、麒麟、鹿、馬などの動物たちや、鳳凰、孔雀、鶏などの鳥、昆虫までデザインされています。
そしてぶどうの唐草模様の装飾が美しいのが特徴です。
見どころ満載の香取神宮へ足を運んでみませんか。
アクセス方法
電車で行く場合はJR成田線「佐原駅」で下車します。
そこからタクシーで10分または、歩いて30分ほどです。
自動車の場合は東関東自動車道「佐原香取IC」から2分という近さです。
楽な方法を取るなら、断然、自動車で行くのがおすすめです。
無料駐車場300台も完備されています。
おわりに。。。
私の個人的な意見ですが、鹿島神宮より香取神宮の社殿が好きです。
見た目にカッコイイですし、大きすぎないところが私のツボなんですね♪
香取神宮は鹿島神宮ほどの広さも華やかさもありませんが、貫禄があります。
一度行けばその不思議な空間の虜になってしまうこと、間違いなしです!
最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)
        





