子宝・安産祈願におすすめしたい神社5選
2017/09/19
ご訪問ありがとうございます。
いつの時代も子どもは可愛らしいですが、自分の子はもっとカワイイのでしょうね。
こんにちは。プリシラです♪
私は独身なので、子どもはいませんが、友人や兄弟の安産祈願にはよく行きます。
特に私と同じアラフォーの友達の出産時は、もう心配で心配で熱心に祈りましたよ。
おかげで(?)無事に元気な子を出産しました。
子宝祈願や安産祈願の神社には独特の空気があるように感じます。
どこか柔らかいというか、幸せに満ちているというか、ほっこりするんですよね。
今回は全国にある子宝祈願・安産祈願を叶えてくれる神社をご紹介します。
各神社の御利益を高めるための、「ご利益スポット」も一緒に書いていきます。
東京水天宮(東京都)
東京の子宝・安産祈願といえば「東京・水天宮」は外せません。
私も友人の安産祈願に行きました。
水天宮はもともと、この辺りを仕切っていた有馬家の御屋敷があった神社で
参勤交代の際に江戸でも参拝できるように、福岡県久留米市から分霊したと言われれています。
元々は子宝・安産祈願の神社ではなかったのですが…
なぜ、子宝・安産祈願の神社になったのかという部分には諸説あります。
有名なところでは…
・徳川綱吉が安産の象徴である犬を贈ったこと
・御祭神が天地創造の神であり、「すべてを生み出す」から安産に繋がった
最近では新しく建て替えが行われたので、見た目にも美しい姿を見ることができます。
東京の下町で長く鎮座している神社なので、前のお社の方が良かったという声も多いです。
水天宮の御祭神は…
・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
神様の中の神様とも言われる「創造の神」です。
大きな力に守られた神社なのが分かりますね。
水天宮のご利益スポットは「子宝いぬ」です。
境内の片隅に母犬と子犬の像があります。
水天宮で古くから親しまれている子宝いぬは撫でることで子宝が授かったり
安全祈願の効果がアップするといわれています。
これまで多くの人に撫でられて、あちこち色が変わるほどツルツルです。
また小さな河童たちがお母さん河童にしがみついている様子が可愛らしい
「安産子育河童」も人気なので、見つけてみてくださいね。
アクセス
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
電車:東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」の5番出口より約1分
車:首都高速「浜町出口」より10分~20分
梅宮大社(京都府)
京都には寺社が多いので、子宝・安産祈願の神社も複数存在します。
その中でも密かに人気なのが「梅宮大社」です。
歴史が古く、今から1300年前にさかのぼります。
橘氏の祖である橘諸兄公の母である県犬養三千代が一族の氏神としてお祀りしたのが始まりです。
奈良時代から京都の人々の信仰を集めてきました。
梅宮という名前に相応しく、境内には40種類550本もの梅ノ木が植えられています。
その中には珍しい梅も多く、1本の梅で紅白の花が咲くものや、枝が金色の梅もあります。
最近では宮司さんが飼い始めた猫が増えて、別名「猫神社」としても親しまれています。
猫好きさんも行きたくなる神社ですね。
そんな梅宮大社の御祭神は…
・大山祗神(オオヤマツミ)
・木花咲耶姫命(コノハナノサクヤヒメ)
木花咲耶姫命は子授けの神様として知られています。
嵯峨天皇の皇后が梅宮大社に子授けの祈願をしたところ、見事に後の仁明天皇を出産しました。
そんな言い伝えから、梅宮大社が子宝・安産祈願として広まっていったのです。
戌の日には多くの参拝客が訪れることでも知られています。
梅宮大社のご利益スポットは「梅・産(うめ・うめ)祭」です。
3月の第一日曜日に行われる梅のお祭です。
「梅」=「産め」と響きが同じということから、子宝・安産を祈願するお祭なのです。
梅の花がキレイな時期でもあるので、是非、訪れてみてはいかがでしょうか。
アクセス
住所:京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
電車:阪急嵐山線「松尾大社駅」より徒歩約10分
都萬神社(宮崎県)
宮崎県西都市は都萬神社へやってきました
風属性の最強パワースポットのひとつです! pic.twitter.com/qAGRVClUDF— ずんきちさん🍌 (@zunkichi225) 2017年1月9日
宮崎県には神降臨の地と呼ばれるような、古事記や日本書紀の始まりともいえる
神社が多く存在します。
その中のひとつが「都萬神社」です。
創建は定かでなく、「続日本後記」に登場するほど古く由緒のある神社です。
有名なところでは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫の孫である邇邇芸命(ににぎのみこと)と
その妻である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が新婚生活を送った場所なのだとか。
都萬神社の御祭神は…
・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
神様の中でも美しいことで有名なので、美の女神とも言われますが
意外にも男らしい伝説も残されています。
邇邇芸命と結婚してすぐに子どもを授かったことから、邇邇芸命に自分の子じゃないと疑われてしまいます。
そこで、木花開耶姫命は産屋に火をつけてその中で出産し、神の子であることを証明したのです。
都萬神社はこうした芯の強い女性を神様とする、女性に縁の深い神社なのです。
都萬神社のご利益スポットは「妻のクス」です。
一の鳥居を抜けた参道の突き当りに、樹齢1200年の天然記念物の大楠があります。
この大楠は2度の災害にあっています。
一度目は幹の空洞部からの出火、二度目は強風被害です。
それでも青々と葉を茂らせて立つ姿は生命力の強さを表わしているようです。
また、家庭を支える「妻」の強さを表わしているとされ、「妻のクス」と名付けられました。
アクセス
住所:宮崎県西都市大字妻1
電車:JR「宮崎駅」からバスで約1時間
車:東九州自動車道「西都IC」から車で10分
久々比神社(兵庫県)
久々比神社。お参りしてきた。
豊岡市非公認キャラクターの久々比こうりちゃんの聖地になるのかな?
尚、コウノトリの郷公園から徒歩で来ること。駐車場はない。#豊岡 #久々比こうり pic.twitter.com/6bJvn407Bv— ANGLER (@ANGLERlqvM) 2017年6月22日
但馬国城崎郡二十一座のうちの小社といわれ、現在の本殿は1507年に再建された
とても歴史のある神社が「久々比神社」です。
「くくひじんじゃ」と読みます。
久々比神社が鎮座している兵庫県豊岡市下宮地区は
古来よりコウノトリが数多く目撃され、悠々と大空を飛び回っていた地域なのです。
「くくひ」というのは、コウノトリの古い呼び方を表わしていて
古くは「くくい村」と呼ばれていたそうです。
コウノトリが赤ちゃんを運んでくるというお話は有名ですよね。
小さい神社ですが、コウノトリに縁があるということで、子宝・安産祈願の参拝客は後を絶ちません。
気になる久々比神社の御祭神は…
・天湯河板挙命(あめのゆかわたなのみこと)
なんと30歳まで一度も声を発しなかった神様です。
ある日、くくいが飛んだ瞬間に「これは何物ぞ」と声をあげ、捉えさせたという伝説が残っています。
コウノトリと仲の良い神様がお祀りされているなんて、ご縁を感じてしまいますね。
久々比神社のご利益スポットは「豊岡のコウノトリの郷公園」です。
神社の境内というよりも、近くにある公園なのですが、実際に訪れる人は多いです。
ここでは人工飼育した国の特別天然記念物コウノトリを自然界に返す放鳥式典が行われました。
その時に参加したのが秋篠宮ご夫妻です。
翌年の歌会始の儀で、その様子をお詠みなられた直後、紀子さまのご懐妊が判明。
そんなご利益から、子宝・安産祈願と一緒に足を運ぶ人が増えたといわれています。
アクセス
住所:兵庫県豊岡市下宮171
電車:JR山陰本線「豊岡駅」から徒歩約30分
車:山陽自動車道から播但連絡道路「和田山IC」より約1時間
鹽竈神社(宮城県)
小高い丘の上、深い杜に囲まれた場所に鎮座するのが「鹽竈神社」です。
境内に入る前に立ちはだかる男坂と呼ばれる202段の石段が目を引きます。
鹽竈神社に入るためにこの石段を上がると、パワーがアップすると言われています。
しかし妊婦さんには、かなりツライ坂なので、別の参道を進みましょう。
でも上った先でもこの石段を上から見てみましょう。
それだけでも、この石段がどれだけ凄いか伝わるはずです。
そんな鹽竈神社の御祭神は…
・塩土老翁神(しおつちおじのかみ)
天孫降臨や海幸彦山幸彦の神話の中で、神様に道案内をしている神様です。
また人間の生活に不可欠な「塩の作り方」を教えた神様でもあります。
道案内というところから、生まれてくる赤ちゃんが産道を出てくるための
道しるべになってくれるということで、安産のご利益があるとされているのです。
鹽竈神社のご利益スポットは「七曲坂」です。
境内の東側にある神馬舎あたりから、拝殿の方へ向かう途中にあるひっそりとした場所です。
気を付けないと見逃してしまいそうな場所ですが、ここは鹽竈神社最古の参道で
曲がりくねった道なのですが、御祭神が通ったとされる神聖な道なのです。
神秘的なスポットで、神秘のご利益がいただけそうですね。
アクセス
住所:宮城県塩竈市一森山1-1
電車:JR仙石線本塩釜駅から徒歩20分
車:三陸自動車道「利府中IC」より約10分
おわりに。。。
子宝・安産祈願にピッタリの神社を紹介しました。
行ったことのある神社、お気に入りの神社、行ってみたい神社はありましたか。
自分のことでなくても、友達や家族の子宝・安産祈願をするのも素敵ですよね。
子宝・安産祈願神社には、可愛らしいお守りも多いので、お土産にするのもおすすめです。
赤ちゃんとお母さんの味方であり、護ってくれる神様がお祀りされている神社です。
気持ちが優しくなるパワーがいただけそうですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)