花園神社は新宿を守るご利益さん！パワースポットは？アクセスは？
2017/05/26
ご訪問ありがとうございます。
団体行動が苦手な私は新宿のような人が多い場所も苦手です。
こんにちは。プリシラです♪
東京の中でも最も人が密集していて、繁華街としての印象が強い新宿。
古くからこの新宿の街を守っているのが花園神社です。
名前はよく聞く神社だったものの、なかなか足を運ぶ機会がなくて…
と、いうか単に新宿と言う場所が苦手なのですが（笑）
しかし重い腰を上げて訪れた花園神社は、今まで何故来なかったのかと
後悔するくらい華やかで素晴らしい神社でした。
当日はあいにくの雨でしたが、骨董市なども開かれていて
地元の人にも親しまれている場所なのが良く分かります。
それでは花園神社の見どころやご利益をどどーん、と紹介します。
花園神社ってどんな神社
花園神社は都内ではかなり有名な神社ですが、正確な創建は不明となっています。
それでも徳川家康が江戸幕府を開く前から、新宿を守る総鎮守として存在していたことは分かっています。
新宿中央公園にある「熊野神社」も新宿の総鎮守と言われているので
西側を熊野神社、東側を花園神社がそれぞれ守っているのかもしれませんね。
花園神社は元々、現在の場所よりも南側にあって、名前も稲荷神社や三光院稲荷と呼ばれていました。
江戸時代に現在の場所に移り、その場所にはたくさんの花が咲き乱れていたことから「花園神社」と名付けられたそうです。
花園神社には「花園神社」、「大鳥神社」、「雷電神社」の3柱の神様がお祀りされています。
御祭神はそれぞれ以下の通りです。
・花園神社…倉稲魂命（うかのみたまのみこと）
・大鳥神社…日本武尊（やまとたけるのみこと）
・雷電神社…受持神（うけもちのかみ）
倉稲魂命は穀物の神様、日本武尊は開運、武運の神様、受持神は食物の女神様です。
人が生きていく上で大切な部分にご利益があると言えるでしょう。
新宿の総鎮守なので、新宿で仕事をしている人、新宿に会社がある人は
花園神社に参拝すると、さらに運が開けるといわれています。
酉の市でも有名な花園神社
DSC_4659.JPG / imgdive花園神社の御祭神である日本武尊は古代伝説の代表的な英雄として知られていますが
日本武尊のご命日である11月酉の日には、花園神社でも「酉の市」が行われます。
花園神社の酉の市は「浅草神社」「大國魂神社」と共に、東京三大酉の市として有名で
当日はたくさんの人が花園神社に足を運ぶ、それはそれは盛大なお祭りなのです。
酉の市で特に有名なのが「開運熊手守」です。
<東京・花園神社>毎秋に行われる60万人もの人が訪れる酉の市が有名。境内には9000を超える提灯が灯され、熊手を扱う露店が60店舗以上あつまる。「蛇女」「首狩り族」「寄生虫を飼う男」などの演目を見せる見世物小屋の興業も行われる。 pic.twitter.com/ZPr1AEAoKF
— 白狐研究会 (@inari_lab) 2017年1月10日
熊手は「運」、「人」、「仕事」などをかき集めるというご利益があるので
商売繁盛を願う商売人やフリーランスの人の間で、とても人気があります。
開運熊手守を始めて購入する時は、暗黙のルールとして「小さいもの」から買いましょう。
これは、熊手には出世していくごとに大きなものを購入して、さらなる開運出世を願うのが習わしだからです。
花園神社を象徴する真っ赤な社殿
花園神社にはいくつか入口があるのですが、私はおそらく正面ではない
朱い大鳥居の入口から入りました。
もちろんこの大鳥居が素晴らしいことは言うまでもないのですが
その先に見える華やかな朱色に輝く社殿に目を奪われてしまいます。
新宿の真ん中にこんなに立派で美しい神社があったのか、と息をのみます。
花園神社の社殿はこれまで何度も火災にあってきました。
しかし、そのたびに再建されたという歴史のある力強い社殿なのです。
今では考えられませんが、境内に劇場を設けて見世物や劇場、踊りなどの催しを開き
社殿の再建を果たしてきたそうです。
現在の社殿は鉄筋コンクリート製で、昭和40年に建て直されたものです。
燃えるような朱が誇り高き火の鳥のような雰囲気を持つ、見逃せないスポットですね。
有形文化財の狛犬
大鳥居ではなく正面の入口から境内に入ったところには
何やら鉄格子で覆われた狛犬らしき姿が目に入ります。
これは江戸末期の鋳工として名高い「村田整珉」が作ったといわれる
雌雄一対の銅の唐獅子像です。
1821年に造立されたもので、現在では新宿区の有形文化財として
大切にされています（だから鉄格子なんでしょうね。。。）
像高75センチ、台座は高さ137センチ、幅119センチで
鉄格子に囲まれているものの、細部まで間近で見ることができますよ。
花園神社の願いが叶う3つのパワースポット
花園神社では本殿にパワーがあるのはもちろんですが
その他にも同じ境内にいくつかのパワースポットが点在します。
しかも強いパワーを持っていて願いが叶うと言われているので、見逃せません。
威徳稲荷神社
威徳稲荷神社は、花園神社の末社で鳥居がいくつか並んだ特徴的なお稲荷さんです。
真っ赤な鳥居の先に小さなお社がありますが、とても強い気を発しているそうです。
側に大きな御神木もあるので、よりパワーが強いのだと思います。
ここは若い女性やカップルに厚く信仰されている神社です。
威徳稲荷神社のお社頭上と裏の石山には、人気のカギを握るオブジェがあります。
知らないで行くと気づかない人も多いので、画像を参考にしてください（笑）
同じ花園神社なのに、鳥居の中に入ると異空間に迷い込んだような空気を感じます。
夫婦和合・子授け・縁結び・恋愛成就の願いを叶えたい人は、是非、参拝してみましょう。
芸能浅間神社
同じく花園神社の末社である芸能浅間神社はその名の通り芸能運をアップさせてくれる神社です。
昭和3年に神社西南隅に建設されましたが、昭和40年に東北隅の現在地に移転しました。
花園神社が古くから境内に劇場を設け、見世物や演劇、踊りなどの催しを開催していた
ということに関係があるようです。
芸能の神様ということで、芸能浅間神社の周りには芸能人の名前が書かれた札が
ズラリと並べられています。
気になる芸能人の名前があるのか否か…眺めてみるのも楽しいですね。
人気運、芸能印をアップさせたい人は、ここで参拝してみましょう。
納め大明神
願いが叶う、というにはちょっと違うかもしれませんが…
花園神社本殿の向かいにある納め大明神は古くなったお札やお守りを納める場所です。
どの神社にもある「古神札納め所」なのですが
花園神社はちょっとユニークなのです。
納め大明神に近づいて見てみると…
「腹の立つ事なども当神社にお納め下さい」と書かれた木札があるではありませんか！
さすが新宿ですね。
会社もたくさんある場所ですし、人もたくさんいる場所なので
仕事や人間関係のストレスやイライラを受け止めてくれると言っているのです。
神社と言う場所は元々、浄化作用がありますが
ストレスがたまったら花園神社に訪れて、腹の内を吐き出してみてはいかがでしょうか。
アクセス方法
花園神社は新宿にあります。
アクセス方法としてはJR線・小田急線・京王線の「新宿駅」から行くことができます。
新宿駅の東口を出て徒歩7分です。
駅から近いのに自然がたくさんある境内には驚かされるはずです。
私のように方向音痴気味の人は、もっと近い駅があります。
東京メトロ丸の内線、副都心線、都営新宿線の「新宿三丁目駅」です。
E2出口から地上に出ると、すぐ目と鼻の先に花園神社があります。
分かりやすいルートを利用してみてくださいね。
おわりに。。。
花園神社は初めての参拝でしたが、予想以上に素晴らしい神社でした。
華やかな社殿はもちろん、願いが叶う末社のひとつひとつにも、しっかりご挨拶してきましたよ。
おまけ情報としてお守りや御朱印をいただくことのできる時間が
朝8時～夜20時までと、かなり早くから遅くまで受け付けてくれるのです。
私は早朝参拝が多いので、参拝後、御朱印をいただける時間になるまで
カフェなどで時間を潰すことが多いのですが、その必要がなく感動しました。
新宿を守る花園神社は噂以上でした☆
最後までお読みいただき
ありがとうございました（≧▽≦）