四谷 須賀神社は願いが叶うパワースポット!「君の名は」でも話題!
2017/08/11
ご訪問ありがとうございます。
ドラマやアニメの舞台になる神社は一時話題になりますよね。
こんにちは。プリシラです♪
今回は空前の大ブームになった「君の名は。」の舞台になったことでも有名な「四谷 須賀神社」です。
映画上映直後は多くのファンが「聖地巡り」として
大変混み合っていた神社だと聞きます。
少しほどぼりが冷めた今、四谷 須賀神社をゆっくりと参拝してきました。
意外な出会いもあったので、合わせてご紹介しますね。
四谷 須賀神社ってどんな神社なの?
四谷 須賀神社は江戸時代に初期に創建されたと言われている
四谷を長いこと見守っってきた神社のひとつです。
もともとは赤坂にあった稲荷神社を江戸城の外堀建設のため
四谷に移したのが始まりです。
その3年後に、日本橋の守り神で神田明神の摂社として祀られていた
須佐之男命(スサノオノミコト)を祀りました。
ですから、元は稲荷神社だったところに、現在の神様が合わせてお祀りされたという形になりますね、。
須佐之男命は日本では神仏習合の神として知られる
「牛頭天王」としても信仰されています。
そのせいか、江戸時代には「稲荷天王」「四谷牛頭天王社」と呼ばれていたそうです。
明治時代に入ると今の社名である「須賀神社」に社名を改めて
現在にいたるまで、長く親しまれています。
御祭神とご利益
四谷 須賀神社の御祭神は…
・須佐之男命(スサノオノミコト)
・宇迦能御魂神(ウカノミタマノミコト)
という二柱の神様がお祀りされています。
それぞれの神様には異なるご利益があります。
須佐之男命は悪霊退散、疫病除け、水難・火難除法など
とにかく悪いものを払ってくれるという、強いご利益があります。
宇迦能御魂命は五穀豊穣や諸産業繁栄の神様として有名ですね。
他にも商売繁盛、家内安全、芸能上達などのご利益があります。
まさに、悪いものを寄せ付けずに、幸せや願いを叶えてくれるという
万能の組み合わせの神様といえるでしょう。
四谷 須賀神社といえば「君の名は。」の聖地巡礼で有名
四谷 須賀神社といえば、今では切っても切り離せなくなった
「君の名は。」の舞台になった場所です。
アニメの中に登場した実在する場所を巡ることを「聖地巡礼」というそうですが
私も大好きなアニメや映画の舞台が現実にあったら行きたくなりますね。
自分がその地に立つと、大好きな物語の一員になったような気持ちになります。
だからこそ、聖地巡礼をするファンの気持ちもよく分かります。
そんな四谷 須賀神社を舞台にした「君の名は。」ですが
物語の中にでてくる四谷の風景の描画は素晴らしいです。
東京都の一角でありながら、こんな美しい風景があるのか、と
改めて見つめ直すキッカケをくれるほどでした。
そういった東京の殺伐としたイメージを覆すという
再発見を楽しむ物語にもなっています。
どんな物語だったかは、様々なファンサイトで語られているので置いときますが
四谷 須賀神社で君の名は。を象徴しているメインスポットだけ。
主人公の2人にとってキーポイントともなる階段です。
映画とまったく同じ光景に私もテンションが上がりました。
映画ファンならずとも、訪れておきたいスポットですね。
四谷 須賀神社は見どころたっぷりのパワースポット
それでは四谷 須賀神社の境内を散策しながら見つけた
パワースポットを見て行きましょう。
社殿
四谷 須賀神社の社殿は鳥居から真っ直ぐ進んだ正面に見えます。
遠目ではよく分からなかったのですが、近くで見ると驚くほど輝いて見えます。
それもそのはず、四谷 須賀神社の社殿は黄金色なのです。
社殿の多くは朱色のものが多いので、非常に珍しいですね。
社殿に行くには朱色の橋を渡ります。
この橋には浄化作用があるので、神様の御前に出る前に身体を清めるといった意味があります。
社務所での出来事
社殿に向かって右側に入って行くとすぐにお社が見えます。
ここは「祖霊社」です。
その名の通り、先祖の霊を祀るためのお社です。
古い神社には設けられていることが多いですね。
この祖霊社にも小さめの狛犬が置かれています。
狛犬にしてはかないミニマムなのですが、伝わりますか?
その奥には社務所があります。
私が訪れた日、「本日は御朱印の授与は行なっていません」という
張り紙に気づなかった私は、出てきた宮司さんに御朱印をお願いしてしまったのです。
朝で他に参拝者がいなかったからなのか
嫌な顔せずに御朱印を書いてくださいました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです(涙)
その御朱印を待っている時に、社務所兼、住居になっているらしい
ドアから猫が出てきたんです。
飼い猫だと思うのですが、こちらを向いて鳴いたりして
ご挨拶された気分でした。
私は無類の猫好きなので、この出会いはかなり嬉しかったです。
以上、余談でした♪
大国社
社殿の左側には大きな大黒天が置かれた大国社がありました。
御祭神はもちろん、国造りの神様である大国主命(オオクニヌシノミコト)です。
見れば見るほど福が寄ってきそうな、穏やかな顔の大黒天です。
縁結びのご利益が有名なので、ご縁を求める人は合わせて参拝してみてくださいね。
三十六歌仙
四谷 須賀神社には平安時代の和歌の名人の肖像画があります。
全部で36人あるのですが総称して「三十六歌仙」と呼ばれています。
この絵が作成されたのは1836年ということで、相当、歴史のあるものです。
四谷 須賀神社は火災に見舞われていますが、その時、この三十六歌仙は御内陣金庫の中にあったため
当時のままの姿で残されたというわけです。
現在では新宿区指定の有形文化財に指定されています。
柿本人麿(かきのもとのひとまろ)、紀貫之(きのつらゆき)、在原業平(ありわらのなりひら)など有名な歌人を探してみてください。
天白稲荷社
社殿に向かって左側を奥に進んで行くと、「天白稲荷社」があります。
このお稲荷様は、須賀神社の元となった、四谷の氏神様ともいえるお社です。
ここには宇迦之御魂神が祀られていて、五穀豊穣のご利益があります。
この天白稲荷社には数多くの神様がお祀りされているといわれていて
「江戸名所図会」に多く描かれていた神社の多くがここに合祀されたそうです。
ちなみに東京大空襲の時に須賀神社は、ほとんどが焼失してしまったのですが
この天白稲荷社だけは無事だったという強運の神社でもあります。
元々この場所にあった神社なので、参拝を忘れないようにしましょう。
アクセス方法
四谷 須賀神社はもちろん、四ツ谷にあります。
最寄駅は四ツ谷ですが、路線はいくつかの種類があります。
・JR「総武線」またはJR「中央線」の四ツ谷駅
・東京メトロ「丸の内線」または、「南北線」の四ツ谷駅
駅からは徒歩10分程度でたどり着くことができます。
他にもJR中央・総武線の「信濃町駅」からも行けますよ。
おわりに。。。
東京四ツ谷で古くから愛されている神社でもであり
長いこと四ツ谷を見守ってくれているという、まさに相思相愛の神社です。
聖地巡礼の人は、まだ見かけますが、一時期のような賑わいは落ち着いたように思います。
落ち着いて参拝したい人は、朝の参拝をおすすめします。
映画の風景を思い出すも良し、ご利益をいただくも良し。
訪れる人それぞれの楽しみ方ができるスポットです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)