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猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

      2019/06/10

猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

ご訪問ありがとうございます。
最近は神様の使いである動物にも興味津々です。

こんにちは。プリシラです♪

神社には狛犬がいたり、お稲荷さんには狐がいるように
神様の使いとして知られる動物がいるのをご存知ですか。

今回お邪魔した「猿江神社」では、その社名にもあるように
お猿さんが神様の使いとなっている神社です。

お猿さんと言えば、山王系の神社で有名な日枝神社にも鎮座していますね。
今回、山王系以外の神社でお猿さんが神の使いになっている神社に出会いました。

なぜ、お猿さんなのか…それは猿江神社の由来に関係しているようです。
それでは猿江神社をレポートしていきます。

 

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猿江神社ってどんな神社なの?

猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

猿江神社を知るには、ちょっと歴史を振り返ります。

平安時代後期、源頼義と義家の父子による奥州遠征の際に
数々の奉勝を立てた家臣「猿藤太(さるのとうた)」という武将がいたそうです。

さまざまな武勇伝を作るほどの凄腕の持ち主で、大活躍をしていたのですが
入江の地(現在の江東区住吉)で、ついに力尽きてしまいます。

これを知った地元の漁師達が猿藤太を手厚く葬り、当時稲荷社だった現在の場所に塚を建てました。
これが猿江神社の始まりです。

 

社名の猿は「猿藤太」から、江は地名の「入江」から文字を取って「猿江神社」と名付けられました。
そして猿藤太にちなんで、猿を猿江神社の使いとして、現在に伝えられています。

猿江神社創建前にあった稲荷社の歴史は不明ですが、当初は猿江稲荷神社と呼ばれていました。
その後、伊勢大御神を合祀したタイミングで「猿江神社」と改称しています。

旧社殿は関東大震災で焼失してしまい、現在の社殿は昭和6年に再建されたものです。
築70年以上経過していた国内でも最古にあたる社殿は、当時は珍しい頑丈優美な造りの神社とされていました。

その後の東京大空襲の際は、近隣の深川一帯が焼野原になったのですが
難を逃れた猿江神社は錦糸町駅から、ぽつんと立つ社殿を望めることができたといいます。

元々の稲荷社から合わせても千年以上の歴史を持つといわれる、由緒正しい神社です。

 

御祭神とご利益

猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

猿江神社の社殿は鉄筋コンクリートで真っ白な様子が印象的です。
歴史のある神社らしい風格を感じさせます。

そんな猿江神社の御祭神は…

・猿藤太(さるとうた)
・天照大神(あまてらすおおみかみ)
・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

猿藤太のお話は上記しましたが、他の神様は有名ですね。

天照大神は猿江稲荷神社が、伊勢大御神を合祀した時にお祀りされた神様です。
天岩戸事件でも有名な太陽神です。

宇迦之御魂神はお稲荷さんで有名な神様ですね。
猿江神社の前の稲荷社の時からいらっしゃる神様なのでしょう。

商売繁盛、心願成就、家内安全、病気平癒といったご利益をいただくことができます。
願い事は欲張らずに、心をこめて一つだけ唱えるようにしましょう。

 

猿江神社の境内社とお猿さん

猿江神社には境内社が2社鎮座しています。
どちらも歴史のあるお社なので、必ず参拝してくださいね。

そして猿藤太を象徴する「猿」にまつわる見どころもご紹介します。

 

馬頭観音社

猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

猿江神社の手水舎に向かって左手にある小さなお社は「馬頭観音社」といいます。
ここには境内で掘り出された、2つの石碑がお祀りされています。

この石碑に馬の絵が彫られていたので「馬頭観音」と呼ばれるようになりました。
ひとつは馬、もうひとつには馬方のようです。

旅行や交通安全のご利益があるといわれていますが
馬に縁のある競馬関係者の参拝や、ペット関連のお願いをする人も多いそうです。

パッと見はお社なのかが分かりにくいので、見逃さないようにしてくださいね。

 

藤森稲荷神社

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元々は江戸幕府の御用材蔵に祀られていたお社を
1734年に木蔵が猿江に移転したのと同時に遷座したのが「藤森稲荷神社」です。

当時は藤の木で囲まれて、毎年藤の花が咲く時期にお祭が行われていたことから
藤木神社」と呼ばれたこともありました。

400年余りに渡って木材作業・建設関係に従事する人から厚い信仰を受けてきました
一度は木場へ移転されたものの、関係者の強い要望で2001年に猿江に戻ってきました。

小さなお社には狐の狛犬が鎮座して、何故か社名がかかれた板が地面に置かれています。
猿江神社の鳥居をくぐって、すぐ右手に鎮座しています。

 

お猿さんの石像

猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

境内に入る大きな鳥居の横にちょこんとお猿さんの石像があります。
見た目にも新しいのが伝わるので、「最近置かれたもの」という印象です。

猿江神社では御祭神の猿藤太や地名から、社名が付けられたこともあり
お猿さんを神の使いとしているようです。

お猿さんの石像はとても愛らしい顔をしていて、つい撫でたくなります。
撫でることでご利益が得られるかは定かではありませんが、ほんわかな気持ちになります。

 

猿江神社の御朱印は種類がたくさん

猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

猿江神社では、社殿に向かって左手にある社務所で
御朱印をいただくことができます。

猿江神社には限定御朱印が用意されているので、種類が豊富です。
それぞれ初穂料500円でいただくことができます。

・お正月限定御朱印…お猿とその年の干支の印が押されます
・毎月の御朱印…季節を感じられる印が入ります
・例大祭の限定御朱印…デザインはその年のお楽しみ
・馬頭観音社の御朱印…書置きのみ
・藤森稲荷神社の御朱印…書置きのみ

馬頭観音社と藤森稲荷神社の御朱印は書置きのみですが
猿江神社の御朱印とはちょっと趣きの違う御朱印で、いただく価値ありです。

私がいただいたのは、こちらの御朱印です。
猿江神社は千年以上の歴史を持つご利益さん!限定御朱印をいただこう

神様の使いとされる神猿は、「まさる」=「魔が去る」とされていて
とても縁起の良いものと考えられてきました。

猿江神社では無病息災、開運成就を叶える「神猿一陽開運のお守り」が人気です。
御朱印と合わせて手に入れても良いですね。

 

アクセス方法

猿江神社の最寄駅は半蔵門線、都営新宿線「住吉駅」です。
B1出口から徒歩2分と、アクセスしやすい場所にあります。

住吉は閑静な住宅街という雰囲気で、住みやすそうな印象を受けました。
そんな地に息づいている神社なので、地元の人の守り神という感じです。

街の散策も兼ねて、出掛けてみてはいかがでしょうか。

 

おわりに。。。

猿江神社の白い社殿や境内の雰囲気は、とても魅力的でした。
猿江神社の周りには、他にもお稲荷さん系のお社が点在しています。

ちょっと歩いただけで2社、3社は見かけたので、気合を入れればもっと見つかるのではないでしょうか。
私も出来る限り、周りのお社にも参拝してきましたよ。

静かな街並みに溶け込んでいる猿江神社は、地元の人の憩いの場でもあるのでしょう。
地元に古くから息づいている、歴史のある神社です。

最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)

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