明治神宮の鎮守の杜の秘密!昔も今も愛され続けるパワースポット
2017/03/03
ご訪問ありがとうございます。
東京十社ではないですが、東京でも格式の高い神社の話です。
こんにちは。プリシラです♪
明治神宮と聞けば、ほとんどの人が「知っている」「聞いたことある」となるのではないでしょうか。
実際に行ったことはなくても、知名度は高い神社ですね。
毎年初詣には日本一の参拝者数を集める神社ですが
実はそれだけじゃない!明治神宮には知られざる秘密があるのです。
もちろん見どころが多いパワースポットなので
この記事を読んだら、是非、足を運んでみてくださいね☆
明治神宮ってどんな神社?
日本には明治45年に明治天皇、大正3年には昭憲皇太后が崩御になりました。
明治神宮はその御神霊をお祀りしたいという国民の声により、創建された神社です。
この場所はかつては近江彦根藩・井伊家の下屋敷があった場所で
明治維新後に井伊家政府に献上された土地です。
そこで両御祭神と特に縁が深いとされる、代々木の地に作られることになったのでした。
上空から見ると表参道から明治神宮へ街路樹が一直線に向かっています。
この「表参道」という名前は明治神宮に向くための表の参道という意味があり
地名ではなく、神社へのアクセス方法からつけられた名前なのだそうです。
明治神宮は都内にあるとは思えないくらい、緑に囲まれたまさに森の中にある神社です。
この森、実は初めからあったわけではないのですが…これは追って書かせてもらいますね。
多くの祭典や行事が行われる神社であり、結婚式も執り行われているので
美しい花嫁さんに遭遇することも多いですよ。
また、芸能人や各界の著名人なども、明治神宮で結婚式を挙げています。
八百万の神様を祀る神社ではありませんが、人々に親しまれ、今でも愛され続けている神社なんですね。
明治神宮の見どころは…ずばりココ!!
明治神宮の見どころと言ったら…本殿や社殿はもちろん、大鳥居も見ものです。
しかし個人的に紹介したいのは別の場所になります。
ちょっと聞いていただけますか…?
人の手で作られた鎮守の杜
まず1番驚かされたのは参道にもなっている「鎮守の杜」です。
明治神宮の森として、境内を覆っている杜は、都内にいることを忘れさせてくれるほど素晴らしいです。
ここだけ手が付けられていないような自然そのままの状態に見えますが
上記した通り、ここは元々あった森ではなく、天然林でもありません。
かつてこの場所は樹木のない荒れ地だったそうです。
しかし90年ほど前に当時の日本の人々が木を植え、明確なデザインと壮大な構想力を持って作り上げました。
現在この森には東京では見られなくなった動物や昆虫が生息しています。
人の手によって作られた森ですが、基本的に本来その地にあるべき植生に配慮し、自然になるように計画されています。
それが100年もの間、保護され訪れる人に親しまれているのは本当に素晴らしいですね。
そういった気持ちで見ると、この鎮守の杜の印象はずいぶんと変わるのではないでしょうか。
澄み切った水が湧きだす清正井
明治神宮を訪れる人の中に「清正井」の存在を知らない人は少ないと思います。
一時期は大ブームになって、清正井にたどり着くまでに3時間待ち、なんてこともありました。
何故なら、清正井を撮影して携帯やスマホの待ち受けにすると願いが叶うという
ご利益スポットと言われていたからです。
それが本当か否か、はさておき、清正井がパワースポットなのはその水の透明度からも分かります。
都内では珍しい湧水の井戸で、水温は15度、毎分60リットルの水が湧きだしています。
見た目には動きはなく、水底までしっかり見えるので空っぽにも見える不思議な井戸です。
その澄んだ水は見ているだけでも浄化されていくようですね。
清正井は富士山からの龍脈と呼ばれる気の流れが通る場所で、井戸にその気を集め
龍穴と呼ばれる穴から地表に気を噴出しているスポットであると言われています。
加藤清正が掘ったと伝えられているところも、歴史ロマンを感じられて良いですね。
明治神宮のおみくじ「大御心」がおすすめ
写真は絵馬ですが…(汗)
神社といえばおみくじです。
初詣だけでなく、神社にいく度におみくじを引くのが好きな人もいるくらいです。
明治神宮にもおみくじがありますが、ちょっと他とは違います。
通常おみくじといえば、大吉やら吉やら凶やらで、運勢を占いますよね。
明治神宮のおみくじは「大御心」と呼ばれていて、吉凶を占うのではなく教訓が書かれています。
それは御祭神である明治天皇、昭憲皇太后からのありがたいお言葉なのです。
明治神宮(東京都)
大御心(おおみこころ)吉凶なしで御祭神の和歌のみという超シンプルなおみくじ。詩に込められたメッセージを神さまのお告げとして噛みしめるという、おみくじ本来の姿が生きています。お札のような重厚感。飾るための紙製フレームをもらうこともできるよ。#おみくじ pic.twitter.com/wr3AZ6he8A
— おみくじたん@古今東西 (@omikujitan_bot) 2017年2月23日
吉凶で一喜一憂するおみくじが多い中
明治神宮のおみくじはその時の自分への言葉だと思いましょう。
明治天皇様と昭憲皇太后様のたくさん出されたうたの中から
特に人を導くようなものに解説を付けて出されているのだとか。
大御心を心に刻んで前向きになれそうです。
実際に明治神宮の鎮守の杜でパワーチャージ
明治神宮に初めて足を踏み入れた時、ほかの神社にない空気感を感じました。
本当に原宿や表参道といった若者が集まる街と同じ場所なのだろうか、と。
境内に入った途端、急に静かになって木のざわめきや虫の声が聞こえてくるんです。
もちろん、すぐ横を走るJRの電車の音や放送の音も聞こえるのですが、邪魔にならないというか…。
あれは不思議な感覚でしたね…。
人口の森とは思えない「鎮守の杜」をザクザクさせながら歩くのはとても気持ちがいいです。
それにしても…参道が長い。。。
歩けど~歩けど~拝殿は見えてきません。
神社にはよく日本酒の樽がおいてありますが、明治神宮では不思議なことにワインの樽もあります。
外国人観光客は日本酒でなくワイン樽の前でよく、写真を撮っているのを見かけます。
ようやくたどり着いた本殿・拝殿は急に目の前が開けたような開放的な広い空間です。
早朝だろうと夕方だろうと、決して人が途絶えることがないのが、明治神宮の凄いところですね。
今も昔も、人に愛される神社なんだなぁ…としみじみ。。。
御神木を見上げたり、巫女さんの働きっぷりに感心したりしながら、おみくじ売場へ。
何度か大御心を引かせてもらっていますが、毎回、今の私への言葉なんだろうと思って
心に止めて行動するようにしています。
前向きな言葉が多いので、その言葉に従うことで前向きに行動できるのは嬉しいです。
明治神宮はは何度も来たくなるほど、素晴らしい神社でした♪
アクセス方法
明治神宮は若者が集まる原宿にあります。
駅からすぐなのはアクセスしやすいので、嬉しいですね。
JR山手線で原宿駅を下車したら、竹下通りがある出口を出て
徒歩2分で到着です。
または東京メトロ副都心線で明治神宮前で下車します。
明治神宮方面の出口から徒歩1分です。
おわりに。。。
明治神宮はただ知名度の高い神社というだけではありませんでした。
実際に行ってみると、緑に囲まれたオアシスであり、人々の感情が行き交う場所であり
御祭神のありがたい言葉をいただける場所でもあります。
日中は平日も休日も大抵、人が歩いていてザワザワしているので
静かな時間にじっくり歩きたいのであれば、早朝がおすすめです。
早朝だと清正井はまだ開いていないのですが、明治神宮を独り占めしたような空間は最高です。
大きく深呼吸をしてパワーをいただいてみてくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)