仕事の不安に打ち勝つ!誰でもすぐにできる不安との向き合い方
2018/04/23
ご訪問ありがとうございます。
仕事にはどこか、不安がつきものですよね。
こんにちは。プリシラです♪
新年度がスタートすると新社会人としてワクワクと希望を抱く人がいる反面
未知の世界に不安でいっぱいの人も多いでしょう。
新社会人でなくとも、異動で慣れ親しんだ職場から離れた人や
業務リーダーや責任者に抜擢された人も多いでしょう。
仕事には常に不安がつきまといます。
私自身も社会人になって10年以上経過しますが、未だに言い知れぬ不安に襲われます。
しかし不安を恐れていては仕事はできません。
今回は誰でもできる、不安との向き合い方を書いていきます。
人はどうして不安に襲われるのか
私自身もマイナス思考で不安にばかり襲われるタイプなので
この不安はどこから来るのか、考えたことがありました。
周りの人は全然平気そうなことに、私は何故こんなにも不安なのか
もしかして過去に変なトラウマがあるのだろうか…などと考えたものです。
その中で妙にストンと納得できた理由があります。
それは、「答えを知らない」または「自分で対処できないことだから」ということ。
新しい職場、新しい仕事、新しい人間関係、初めて会う人、初めて訪れる場所
こういった初めて体験は、先のことを予測しにくい傾向にあります。
もちろん初めてのことなのですから、対処法なんて分からなくて当然です。
しかし例えれば、武器を持たずに戦場にいるような、そんな不安を感じずにはいられません。
先のことが予測できるならば、不安を感じることはありません。
例えば、自転車に乗ることができる場合、自転車に乗ることに不安はないですよね。
また自転車で転倒した場合も、対処法は分かっているので、怖くありません。
こんな感じで、先のことを予測できることに対しては、あまり不安に襲われないのです。
では、周りの人は何故、平気なのか。
それは周りの人は、あなたがまだ知らないことを、すでに経験済みなのです。
経験の数はその人の環境や性格によって変わってきます。
誰だって同じように不安を感じる瞬間があったはずです。
あなたが不安になるのはトラウマのせいではありません。
あなた自身が答えを導き出せないことに向かっているからこそ、不安になるのです。
仕事における不安との向き合い方
ちょっと想像してみてください。
あなたは初めて「プロジェクトリーダー」という仕事に任命されました。
こんな時、頭の中ではどんなことを考えますか。
・綿密なスケジュールを組み立ててチーム全員に把握してもらわなければ
・チームのメンバーに信頼されなければならない
・その為には1人1人と向き合って話をする時間をつくるべきだ
・もし失敗したらリーダーとして責任を取らなければならない
リーダーとしてやるべきことを羅列している点は素晴らしいです。
しかしリーダーという重荷からたくさんの不安にかられているのが分かります。
仕事で不安になると「ある言葉」が目立つようになります。
上記した頭の中の声にも、同じように「ある言葉」があります。
それは「やらなければならない」「やるべきだ」という言葉です。
これは強迫観念にとらわれている追い込まれた状態です。
計画通りに進まないと余計に焦って不安になり、どんどん空回りしてしまう
1人で奈落の底へ続くらせん階段をグルグルと降りていくイメージです。
身体は固くなりいつも緊張していて、眠れない夜が続きます。
いつもどこかで失敗を恐れて、不安に飲み込まれてしまいそうです。
あなたは1人でプロジェクトを遂行する気ですか?
本気でそう考えているなら、高い確率でこのプロジェクトは失敗します。
仕事は1人で行うものではありません。
1人でやろうとするから不安になるのです。
それでは「やらなければならない」「やるべきだ」という言葉を
「~したい」「~を成功させる」に置き換えてみましょう。
すると…
・スケジュールを共有してチームで一丸となって仕事がしたい
・チームのみんなに力を貸してほしい
・1人1人と話をしたい
・私はチームでこの仕事を成功させる
このように、「しなければならない」という縛られて仕事をしているような状態から
自分で意欲的に仕事をする姿勢に変わります。
「~したい」「~を望んでいる」これをそのままチームの中で発言すれば
その方向に向かって意見が出はじめます。
部下としても「○○をいつまでにやっておくように」と言われるよりも
「ここはこうしたいと思うけれど、どう思う?」と意見を求められた方が発言しやすいですし
期待されていると感じてモチベーションが上がります。
あなただけでは出せなかったアイデアが出てきて、思わぬ展開に進む可能性も大!
まずは「しなければならない」を「こうしたい」と思い直すことから始めましょう。
不安を感じるのはあなたが成長している証拠
私が不安に打ち勝つために、唱える言葉があります。
それは「不安はチャンス」ということです。
不安になるのはその先の答えが分からないから、対応策を知らないからと書きました。
子どもならそれも分かりますが、大人になると大抵のことは経験してしまいます。
しかし未だに不安に襲われるのは、自分の中にまだ未知の世界があるということ
そしてそれを知るチャンスが訪れたということです。
そう考えるとワクワクしてきませんか。
・新しい職場でまだ持っていないスキルを身に着けるチャンス
・まだ出会ったことのないタイプの人に出会えるチャンス
・仕事で認められて成長するチャンス
これまであなたが作ってきた居心地のいい場所から、出ていかなければならないのは
とても勇気のいることです。
できることなら、このままぬくぬくとぬるま湯に浸かっていたいですよね。
でも、環境は必ず変化していきます。
「ずっとこのままで…」という状況でいられるのは夢の中だけの話です。
あなたが不安がゆえに環境の変化を拒んでも、あなたの周りが変われば
必然的にあなたの環境も変わってしまいます。
そんな時は不安に押しつぶされそうになりながら、眠れない夜を過ごすよりも
「変化の時が来た。そしてその先にはチャンスが待っている」
こんな風に切り替えて、変化の波に飛び込んだ方が実は楽なのです。
私の経験上、変化を恐れて立ち止まるよりも、思い切って飛び込んだ方が
良い結果に恵まれます。
不安を感じるのは、あなたに与えられたチャンスだと信じて
その流れに身を任せてしまうことをおすすめします。
おわりに。。。
この記事を読んで、そんな風に考えられれば悩まない
それができないから、悩んでいるんだ、と思う人もいるでしょう。
若いころの私自身も、たぶん同じことを言っていたと思います。
しかし経験を踏んだ今は、胸を張って「こっちの方が楽になれるよ」と言えます。
過去の私に言ってあげたいくらいです。
あなたがもし、不安で眠れないのであれば、是非、実践してみてください。
不安なのはあなたがまだ知らないというだけ。
そして乗り越えられないことは与えられないのです。
だからきっと乗り越えられると信じています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(≧▽≦)